「やらなければならないことがあるのにやる気が出ない…」
こういった経験はありませんか?
誰にでもやる気が出ないことはあります。
時間がなくても、電車の中や休憩中にスマホゲームはするのに何故なのでしょうか。
まずは客観的に原因を突き止めてみましょう。
やる気がでない原因はさまざま
人それぞれ感性が違うので、やる気が出ない原因は一つではありません。
また、状況や心理状態によっても変わってきます。
まずは自分自身をしっかりとモニタリングして、原因を突き止めましょう。
1,やることが多い
やることの量が多いと、優先順位が掴めず、モチベーションが下がります。
2,目標が大きすぎて漠然としている
何のためにするのか、何の意味があるのかが明確でない場合は、最初の一歩を踏み出すことができません。
3,マンネリ化している
また、更に追い討ちをかけるように、周囲から「やれ」と指示をされると、余計にやる気は失われます。
4,人生の目標がなく、人のせいにしてばかりいる
5,人間関係で我慢している
さぼっている人を見たり、尊敬できる人がいないと影響を受け、メンタルが落ちてしまいます。
6,成果が出ない
失敗した直後や、理不尽なことを押し付けられたときにもやる気は失われます。
7,疲れている、もしくは寝不足
生活リズムの乱れは、身体だけでなく、脳にも影響を及ぼします。
例えば、乱れた食生活を続けていると、脳が活発に動けずイライラしますし、過度な運動や飲酒は、血糖値が下がり、脳のブドウ糖が不足してしまいます。
8,天気(雨)
原因に合わせた対処法12選
原因がわかった時点で、早速対処をしていきましょう。
原因に合わせた対処法を、以下から探してみてください。
1,全体像を把握する
原因がやることの量だった場合ですね。
どれぐらい時間がかかるのか、他の人に頼めないのか、一旦落ち着いて検討してみてください。
2,ベビーステップ
まずは実際にやり始めてみる、ということです。
億劫だなと思っていることでも、1つ1つ小さな行動を積み重ねることで、やる気が持続します。
興味を持っている分野で、小さくスタートしてみるのも良いでしょう。
他にも、やりたくないなと思っている仕事は、タイムアタック感覚でゲーム化してみると効果的です。
3,生活リズムを整える
朝日を浴びることでセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。
また、就寝前のカフェインやスマートフォンは控えて、ぬるめのお風呂に浸かったり、照明を暗くしてアロマを焚いたりし、リラックス状態を作ってみましょう。
4,休む(寝る)
1〜2時間でも眠ると、気持ちが落ち着きます。
特に昼寝は有効です。
身体的な疲労を回復させることは、土台を作ることでもありますね。
5,体を動かす
マッサージや散歩など、無理のない範囲で行ってみてください。
血流が良くなり、アドレナリンが分泌されます。
アドレナリンによって、肝臓に貯められていた糖分が血流に放流され、脳に糖分が行き渡り活性化。
これがやる気に繋がるのです。
6,五感を使う
音楽を聴く、素敵な匂いに囲まれる、おいしいものを食べるという行為でリフレッシュされます。
合わせて栄養価の高い食事を取り入れましょう。
糖質や脂質は体や脳に疲労感が溜まってしまいますので、野菜やタンパク質を摂取するように心掛けてください。
7,整理整頓をする
まずはベッドメイキングから始めてみましょう。
ここも小さなことから始めるということを意識します。
8,趣味などに没頭する
脳がフロー状態になり、集中力が高まって幸福感を得られます。
9,外見や所作を変える
髪型やファッションを、自分がなりたいイメージに変えてしまいましょう。
憧れている人を真似するのも効果的です。
10,言葉遣いを意識する
ネガティブな言葉を使うと、より気持ちが落ちていってしまいます。
反対にポジティブな言葉を使っていると、本当にそうなれる気になってくるものです。
11,士気が高い人と一緒に過ごす
生きていく上で、一緒に過ごす人からの影響は絶大なものになります。
付き合っていく人を選ぶというのは、とても大事なことです。
12,将来を想像する
「このままではダメだな…」と感じたら、まずはとりあえず小さなことから始めましょう。
まとめ
まずは原因を突き止めること。
原因がわかったあとで、対処法を試してみます。
心理状態を記録するスマホアプリを利用するのもオススメです。
体が疲れているなと感じたら休むことに集中する、そうでないのであれば、まずはとりあえずアクションを起こすということを忘れないでいてください。
私たちの大切な人生の、限られた時間を、是非有意義に使っていきましょうね。