こんにちは。
みなさんは、自分と他人との切り分けができていますか?
他人軸から自分軸へ切り替えるには『自分らしい生き方』を出来るだけ具体的にする必要があります。
自分らしい生き方を具体的にするには、自己理解が有効。
その際、自己中・わがまま・自分勝手を履き違えないようにしなければなりません。
是非こちらの記事をご覧頂き自分と相手の意見が違うことを前提にして、価値観を押しつけ合わずにコミュニケーションが取れるようになってください。
【自分軸】で生きている人と【自己中】な人の決定的な違い
冒頭でも触れましたが、自己中に近い言葉は、【自分勝手】【わがまま】です。
反対に自分軸に近い言葉は、【自分らしい】【自己本位】です。
自分と他人とを区別し他人をコントロールしようとしない、いわば自分と他人の切り分けができているかどうかという点がポイントです。
自分軸で生きている人は、他人をコントロールしようとしません。
しかし自己中な人は、他人をコントロールしようとします。
また、「自分のために他人は動いてくれる」とさえ認識しています。
自分と価値観や考え方の違う他人がいることを理解できていないのです。
他にも、自分軸の人は「こうしたい!」と思ったことを「自分の行動で実現していこう」と考えます。
反対に、自己中な人は「周りの人にも動いてもらって当然だ」と考えます。
ここで少し例を見ていきましょう。
子供を自分と同じ考えを持った人間だと勘違いし、行動をコントロールしている親。
このコントロールしようとする思考を手放さないと自己中のままになってしまいます。
人間の行動はより『具体的な方』に流れます。
明日は頑張ろうでは抽象的。
本を10ページ読もうは具体的と表現すればご理解頂けるでしょうか。
ちなみに他人の思考に流されやすい原因は、他人からの要求は具体的だからです。
「大学を卒業しろ」「早く結婚しろ」等がいい例ですね。
ですので、自分の「こう生きたい!」という想いをそれ以上に具体的にしないと、上記の要求には対抗できません。
周りの目を気にして空気を読んでいる状態を【他人軸】。
自分のやりたいことを中心に生きている状態を【自分軸】。
自己理解を深めて『自分がどう生きたいのか』を出来るだけ具体的にする必要があるのです。
【自分軸】と【自分勝手】の違い
何度も登場している【自分軸】という言葉ですが、一言で表すと価値観(大切にしたいもの)+ビジョン(将来のなりたい姿)です。
自分軸は一つではありません。(本当の気持ち、大切にしたいこと等)
ちなみに日本人の約8割がビジョンがないと言われています。
結果や影響を考えないのが【わがまま】。
結果や影響も含めて責任を持つのが【自分軸】。
上記を踏まえて、状況や状態などに応じて自分で決めるということが肝になってきます。
『今日のお昼ご飯は何を食べたいか』というような目の前の小さいことも、その都度自分で意識的に決めることが大事です。
私たちの行動は95%が無意識に決めていると言われています。
それを少しずつでも意識的に決めるよう心掛けるだけで、人生は変わっていきます。
自分を苦しめているのは、案外自分なのかもしれません。
周りに答えを求めるよりも、まずは自分自身で3つ以上選択肢を出して、どれを選びたいか考えるようにしてみましょう。
その都度、自分で選ぶのです。
その積み重ねが『自分軸で生きる』ということに繋がっていきます。
ワンポイントアドバイス♪
『こうすべき』と本心に蓋をしていると自分とつながりにくくなり、周りに振り回されるようになってしまいます。
【わがまま】と【芯が強い】の違い
最後に自分軸を持つ人の特徴を見ていきましょう。
1,人を変えようとしない
自分の意見をはっきり言いつつ、それを人に押し付けたりしません。
自分と相手の意見をちゃんと区切って、相手の意見も尊重しています。
自分の意見を周囲にぶつけて、思い通りに動かそうとする人はわがままです。
自分が正義だと思っている人も当てはまるでしょう。
2,同調を求めない
自分のやりたいことや信念がはっきりしていると、周りにアピールして同調してもらおうとはしません。
自分の正しさをアピールして、同調してもらえないと不機嫌になるのはただのわがままです。
周りの信頼を集める人は、周りが何を言おうと自分の考えを持っている人です。
3,意見をコロコロ変えない
芯が強い人は、自分の中に答えをしっかり持っています。
周りに味方が少なくなっても、簡単に軸がぶれません。
わがままな人は自分が認められることを第一に考えるので、状況が悪くなったらすぐにでも意見を変えて、自分を正当化します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
わがままや自分勝手さが残っていると本人はうまくやっているつもりでも、周りはちゃんと見ています。
そもそも自分の中でモヤモヤした気持ちも残りますよね。
些細なことからでも自身で考え行動し、小さな成功体験を積み重ねて自己成長に繋げていきましょう。
最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。
では、また次回の記事でお会いしましょう。