はらすのブログ♪

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瞑想とは?効果と注意点・やり方を徹底解説!

我々の脳には変わる力があります。

自分自身の力で脳を刺激し、無理のない方法でゆっくりと脳を変化させていくのが瞑想です。

忙しい毎日に追われる現代人にはおすすめの技法で、心を落ち着かせ健康増進にアプローチします。

自分自身を含めたすべての事柄をありのままに受け止め、なおかつその善し悪しを判断しない瞑想には、日々の生活の質を向上させる可能性が期待できます。

瞑想をして何が変わるのかわからない、瞑想を始めようか悩んでいるが知識がないといった方には必見の記事です。

是非、最後までご覧ください。

瞑想を行うメリット

私たちは普段、さまざまなことを絶え間なく脳に浮かべています。

頭の中が雑多になっている状態から解放するために瞑想を行うと、副交感神経が優位になってリラックス状態になり、心が穏やかになります。

こういった事象を踏まえ、以下のような効果が期待できます。

  1. ストレス・不安・抑うつの軽減
  2. 不眠の解消・睡眠の質の向上
  3. 集中力・生産性の向上
  4. 血圧の低下
  5. 感情の制御

脳の疲れが改善しリラックス効果を得られることで、反射的に反応してキレる、何かに捉われてあれやこれやと思い悩むことがなくなっていきます。

また、暴飲暴食や感情に任せた食事(食事制限も含む)といった食行動の管理にも役立ちます。

瞑想をする際の注意点

長時間の瞑想には注意が必要です。

PTSDパニック障害がある人が瞑想を行うと、フラッシュバック(幻聴)や頭痛、吐き気といった体の不調が出現することがあります。

これは、身体が緊張した状態から突然リラックス状態に変わることで起こることが多いと言われています。

慣れるまでは短時間に留めるなど、少しずつ身体を慣らしていきましょう。

要点(ポイント)

他にも瞑想を行う上でのコツがあります。

1,悩みや不安を深く掘り下げない

今この瞬間(現在)だけを静観するだけに留めます。

2,雑念が浮かんでも自分を責めない

本来、人は心が移ろうものです。

雑念が浮かんで呼吸から意識がずれてしまったときは、慌てずに落ち着いて注意を呼吸に戻しましょう。

3,瞑想に依存しない

「瞑想をしなければ!」と自分を追い込んでしまうと、余計にストレスが溜まってしまいます。

大切なのは瞑想に頼りすぎるのではなく、リフレッシュ感覚で行うことです。

瞑想の種類

瞑想にはいくつかのジャンルがあります。

ここでは代表的な3つをご紹介しておきます。

1,サマタ瞑想

呼吸や部屋に飾ってある観葉植物など、自分が決めた【なにか特定の一つのものに意識を集中させる】瞑想の基礎です。

集中力の向上や心の落ち着きの効果が得られます。

2,ヴィパッサナー瞑想

ブッダ発祥で、仏教の修行で実践されています。

ありのままの自分を見つめ、ありのままにものごとを観察し【気付き】を得ます。

思考や感情が研ぎすまされて鮮明になり、自分を律することができるようになると同時に、安らぎを実感できます。

3,マインドフルネス瞑想

全世界に普及しているメジャーの瞑想です。

今現在の自分の身体や心の状態を観察します。

ストレス軽減による脳の疲れの改善や、集中力の向上が期待できます。

瞑想の根幹は何も求めないこと

空に浮かぶ雲が形を変えながら消えていくように、この世界にとどまり続けるものはありません。

自分自身も同じで、状態や感情もその時々によって変わっていきますよね。

人間は悩み苦しいとき、様々なこだわりに絡め取られています。

うまくいかない理由を過去に戻り探したり、未来を良いものにしたいと願ったり、そういった思いから離れなくなってしまった場合、こだわりを手放すための方法の一つが瞑想です。

ただ座り、日々変わりゆく自分や世界とあるがまま対峙し、眺め、観察することで、自分をがんじがらめにしていた固定観念から抜け出します。

脳の老化を抑え、リラックスして物事に取り組めるようになる瞑想。

5分でも10分でも良いので、まずは1週間続けてみてください。

鈍くなっている五感を取り戻し、豊かな日々を実感できるようになるはずですよ。