はらすのブログ♪

〜自分が楽しく生きていけるように〜

【平常心を保つ方法】身体的症状も併せて解説!

自分自身を確立している人はオンとオフを切り分けて考え、ストレスフリーな日常を送っている傾向があります。

不安・緊張・焦り・怒り・嫉妬…。

このようなマイナスの感情は、何一つ恩恵にならないことを知っているのです。

「人前で恥をかくのが恐い…。」

「まだ見ぬ未来に不安を感じる…。」

常日頃から緊張状態が続いているなと感じている方は、どんなときも平常心でいられる理想の自分を想像しながらご覧ください。

考える時間を出来る限り減らすことで、日々の充足感が格段に変化します。

緊張や不安を感じている時に起こる症状とは?

緊張状態になりやすい人には完璧主義者が多く、競争心が強固で早く結果を出そうとしたり、早口・早足・早食いの人などが当てはまります。

多少なりとも冷静さを失ってしまったときは思考能力が鈍り、いわゆる【頭が真っ白になる】【パニックになる】状態に陥ると、心拍数の増加や血圧の上昇などが生じます。

またストレスには、感情や衝動を抑制し集中力を高めてくれている前頭前野の支配力を弱める力があります。

そのためストレスによって脳内変化が起こると、今後のストレスに対してさらに脆弱になり、うつ病や依存症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの不安障害につながります。

ストレスに対する脆弱性に関しては、困難な状況への対応に成功した経験は立ち直る力を強めますが、対処につまずいた場合は年齢を重ねてから落ち込みやすさを感じやすくなるという報告もあります。

血圧と自律神経の関係性

自律神経についてはこちらで詳しくご紹介しています。

※引用元▶︎自律神経を整えるライフスタイル〜心のエイジングケア〜

緊張状態により一時的に血圧が上昇してもしばらく時間が経つと元に戻りますが、過度な容態が持続すると動脈硬化を進め、狭心症心筋梗塞心不全・脳血管障害や認知症のリスクが高まります。

また緊張による血圧の急上昇は、脳卒中などの引き金になる危険もあるため注意が必要です。

【番外編】緊張汗について

精神的な要因で出る緊張汗=精神性発汗について少しだけ触れておきます。

発汗理由はストレス・緊張などの自律神経の乱れで、手のひらや足の裏・脇などの限られた部位で発汗が起こります。

タンパク質やミネラルなどを含んだ脂質が成分で、ニオイが強いのが特徴です。

ニオイが強いって、嫌ですよね…。

精神的な部分を克服することで、このような発汗も少なくなるでしょう。

落ち着きを取り戻す方法

このようにネガティブな感情は、心だけでなく体にも悪影響を与えます。

しかし、瞑想などの休養でストレス反応に対処できることが多くの研究によって明らかになりました。

具体的な方法を3つご紹介します。

1,深呼吸をする

緊張している時は呼吸が浅くなり、交感神経が優位になります。

リラックスするには深呼吸を行い、副交感神経を優位にさせましょう。

例えば1分間で3回の呼吸を行う以下の方法では、全ての息を吐ききった瞬間に副交感神経のスイッチが入ります。

・5秒で鼻から息を吸う

・10秒かけて口から息を吐く

・さらに5秒かけて、肺にある空気を全て吐ききる

2,適度な運動をする

ウォーキングやストレッチなどは体の緊張を取り、気分を楽にする効果があります。

逆に筋トレや競い合うスポーツは、血圧を上昇させる危険があるため注意が必要です。

3,良質な睡眠をとる

睡眠不足も交感神経を優位にさせてしまいます。

ゆっくり入浴したりマッサージをするなど、体の緊張をほぐしてから入眠しましょう。

好きな音楽を聴くのも素晴らしい方法です。

慌てず、焦らず、平常心

無駄な心配は一切不要であることが理解出来ていたとしても、なかなか気持ちが切り替えられない瞬間もあるかと思います。

そんなときは、仮に失敗しても次は克服できるだろうという気楽な考え方をしてみてください。

楽しむ気持ちさえあれば落ち着きを取り戻せます。

そして、笑顔でいると自分の味方が増えていきます。

日頃から自分自身にとってのリラックス法を理解しておくことで、自分の行動を自分でコントロール出来ていく感覚が掴めるはずです。

いつもよりゆっくり動くよう心がけてみる。

相談し、客観的な意見をもらう。

他にもコーヒー豆やラベンダーなどの香りが、ストレス抑制効果を発揮することも科学的に証明されています。

何よりも「私なら大丈夫」と言い聞かせることで、能力を発揮できるようになることでしょう。